親が住んでいた築30年の母屋を１階・２階それぞれ増築を行うことにより、充分な床面積を確保しつつ完全分離型の２世帯住宅として「近いながらも世帯間でしっかりとプライバシー性に配慮した住宅」としてリノベーションしました。
事前に基礎強度検査等も行い、耐震・断熱補強を行うことで、安全性と快適性を向上させ、これからさらに40年50年と住み続けられる住まいとしました。

接道が西面となることと、西日を避ける目的、子世帯玄関正面ということもあり、窓を減らしてファサードにふさわしいシンプルな外観になるよう配慮しました。

配膳動線に配慮してダイニングとキッチンが横並びになるように計画。
キッチン背面には十分な量の食器が収納できるカウンターを計画し、高さを抑えることで広がりある空間にしました。

限られたスペースの中で収納を充実させ暮らしに合わせた収納計画に。
細部を聞き取りスペースごとの収納提案を行いました。