社宅として賃貸していた古い所有物件を、家族で住むためにフルリノベーション。
将来は子どもに残すための家と考え、リフォームの補助金を受けながら、耐震・断熱の性能向上を図りました。

ブラックウォールナットの耳付きの幅ハギ材で造作したダイニングカウンターテーブルがLDKの主役。
吊戸棚の下にはピアノを置く予定で、それに合わせてダウンライトも設置しています。

気分がパッと明るくなりそうなイエローのキッチンは奥さまのセレクト。
カッコよさの中にカジュアルな親しみも感じるスタイルです。

一部、壁のタイルや漆喰の壁をDIYするなど、お施主様の「自分の手で作りたい！」という想いを大切に、工事の工程を進めました。
今まで使っていてまだ使えるものは有効利用したいというご要望から、洗面化粧台などは既存のものを再設置しました。

子ども部屋など、部屋を使う本人の「好き」を大切に色合いなどを決めました。
たくさんの候補の中からコーディネーターと一緒に、家全体のトーンやバランスも考えながら選定しました。

家族それぞれの想いを詰め込んで、愛着を持って永く住み継げる家になりました。